蔵王キツネ村

f5 AE(1/160) ±0 AWB ISO2500 焦点距離28mm
まさに目の前で見られるエリアもあります。ここでは背景が緑になるので、絞りはほぼ開放にしています。ピンと立った耳と精悍な目線。
飼育下ではありますが、こういう表情が撮れると嬉しいものです。意外と暗いので、手ブレ補正があると安心感に繋がりますね。

35mm判換算で広角24ミリから中望遠120mmまでをカバーする、「パナソニック G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」。マイクロフォーサーズの標準ズームとして、日常の幅広いシーンで活躍してくれそうなレンズです。今年4月に発売された当初は、やや地味なイメージを抱いていました。しかし、じわじわと注目を集め、当店でも6月頃より飛ぶように売れ始めました。いきなりなぜ? というわけで、先日参加した撮影ツアーに持って行き、いろいろな動物たちを撮ってきました。

たくさんのキツネたちが寝ています

f8 AE(1/160) −0.7 AWB ISO2500 焦点距離28mm

こちらは蔵王キツネ村でのシーン。100頭以上のキツネたちが放し飼いにされています。たくさんのキツネが寝ていますが、エサ袋の「ガサッ」という音がすると、何頭かの目がパッと開き、すくっと立ち上がってエサゲット体勢に入るのです。

赤い鳥居とキツネ

f9 AE(1/100) −0.7 AWB ISO2500 焦点距離12mm

赤い鳥居の脇で、のんびり寝ていたキツネ。赤と背景の緑の発色がとても好みでした。派手すぎず、それでいてメリハリがあります。それにしても、寝姿がとても気持ちよさそう。

スマトラトラ)仙台市立八木山動物公園)

f5.6 AE(1/400) +0.3 AWB ISO1600 焦点距離60mm

ここからは仙台市立八木山動物公園でのショット。タイミングよく、スマトラトラが岩の上に乗っていました。ここはガラス越しでの撮影ですが、レンズの口径が小さいので苦もなく撮ることができました。手足のポーズがセクシーですね。見据える目線の先には何があるのだろう。

シロサイ

f8 AE(1/500) ±0 AWB ISO1600 焦点距離60mm

シロサイです。最初は広角側で、展示場の風景とともに狙っていました。すると、こちらに気付いてずんずん近づいてきました ! 望遠側にズーム、ピントを合わせて即座のタイミングでシャッターを切りました。シングルAF、1コマ撮りです。なかなかの迫力になりました。

レッサーパンダ

f7.1AE(1/250) ±0 AWB ISO1600 焦点距離60mm

木の遊具の脇から、ひょいと顔だけ覗かせたレッサーパンダ。ずっと歩いていていきなり立ち止まった状況でしたが、素早く対応できました。軽快に動ける機材は気持ちが良いものです。

この12-60mmの特徴はなんと言っても小ささです。全長約71mm、手のひらにすっぽりと収まってしまいます。重さも210gしかありません。このサイズですので、歩きながらの撮影では抜群の機動性を発揮します。重量を感じないということは、疲労度を抑えることに繋がります。「被写体を探し撮ってみる、カメラを構えるまでの時間を大幅に短縮できそうだな」と思いました。

今回の撮影は、旅行会社で主催しているツアーに参加して行いました。団体行動なので、時にはキビキビと動かなければなりません。「じっくり撮りたい」とあれこれ悩んでいると、決められた時間はすぐにやってきてしまうのです。気付いたら即撮影ができる今回の組み合わせは、とてもありがたく、楽しい時間を過ごすことができました。それぞれの撮影地で動物たちの姿を見つけ、その行動や仕草が変わらないうちに素早く撮れるのは面白いです。

道端でごろんとする猫

f8 AE(1/1000) ±0 AWB ISO1600 焦点距離13mm

最後は「猫の島」田代島です。道ばたで、ごろんと横になってしまいました。警戒心がまるでありません。上から見ると、耳元の模様がハートみたい。で、これを撮ろうとしてふと周りを見てみたら、なんとその横でひそひそ話をしているネコたちを発見 ! 広角にズームして撮りました。何話してるんだろ。

向かい合う2匹の猫

f9 AE(1/500) +0.3AWB ISO1600 焦点距離35mm

お気に入りの休憩場所で、スリスリしてリラックスしていたのに。忍び寄るネコの姿に、それまでとは全く違う険しい表情で睨んでいました。ネコ社会も日々戦いなのです。

「猫の島」田代島にて

f 8 AE(1/60) -1.3 AWB ISO2000 焦点距離20mm

「ゴミ捨て見てるぞ」と、監視の合間にうとうと。お勤めご苦労様です!

Panasonic 12-60mm

静かなAFはストレスを感じることもありません。狙った場所にきちんと合わせてくれる正確さも、しっかり持ち合わせています。EDレンズや非球面レンズなどの採用により、解像感のあるコントラストの高い写真が撮れました。手ブレ補正が搭載されているのも心強い武器ですね。実は望遠レンズも持って行きましたが、出番はほとんど皆無でした。大きなレンズを使わなくても、画角の違いで写真のメリハリはつけられます。いつも装着しておく標準レンズとしても旅行用としても、使い勝手だけでなく、作画にも一定のこだわりが欲しい、そんな方にはピッタリですよ。

■撮影場所
・宮城蔵王キツネ村
http://zao-fox-village.com

・仙台市八木山動物公園
http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/

・田代島
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/0050/3639/3639.html

※撮影はすべてJpeg、手持ちで行っています。ピクチャーモードはナチュラルに設定。
Photo & Text by 高山景司

Panasonic 12-60mm

Panasonic G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
http://panasonic.jp/dc/lens/lumix_g_vario_12-60/
2016年4月発売
レンズ構成:9群11枚
最短撮影距離:W:20cm/ T:25cm
フィルター径:58mm
質量:約210g
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「オレに試させろ!」第1回- 第30回
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