こんばんは!担当:Kです。

引き続き SIGMA 新製品 発表会に潜入!レポート part.2をお届けしたいと思います。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真①

さて、本日のメインイベントだと思われた、ミラーレス専用高性能レンズシリーズのプレゼンテーションが終わり、シネ用、EOS-M用レンズなどの、説明も終わったところで、まだ山木社長の登壇から30分です。

たしか、プレゼンテーションの時間は1時間だったはず・・・まだだいぶ時間があるな・・・

そこで登場したのが例のあいつでした。

fp

新しいカメラのセンサーが「ベイヤー式」だと発表された時、少なからず会場がざわざわしました。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真②

SIGMAのカメラと言えば、通常のベイヤー式センサーのカメラではなく、1画素が3色の色全てを記録出来る「フォビオンセンサー」であるはずだからです。

いや、フォビオンセンサーでなければならないはずなのです!

すかさず山木社長から、新しいコンセプトを達成する為には、ベイヤー式センサーである必要がある、という説明が入ります。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真③

山木社長の説明が進むにつれ、徐々に動揺は薄れ、むしろ「fp」に対する賛美の声が多くなっていったように感じました。

かくいう私もその一人です。

なにせ、話を聞く限り、写真と動画の高次元での両立、その為に敢えてベイヤー式センサーを採用した、という事の様だったからです(動画好きのフィルターがかかっているかもしれません)。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真④

SIGMAの新しいコンセプトのカメラ「fp」のイメージセンサーは2,460万画素のフルサイズで、マウントは勿論「L」、ISO感度は100~25600。

特徴的なのは、拡張感度でISO6の超低感度が設定出来る事です。動画では、ISOが低感度の方が有利になるシーンも多々あるので、ありがたい機能です。

写真も動画も「シームレス」にというメーカーの開発コンセプトの一つが形となっているんだと思います。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真⑤

写真モードと動画モードは、カメラ上面のスイッチで簡単に切り替えられるようになっています。シネモードにすると赤いマークが見えるようになっていて、これがRECボタンをイメージしてわかり易いです。

さらに、切り替えを行うと背面モニター表示が自動的に写真⇄動画するようになっており、おのおのに最適化された表示がされるようになっています。

写真で必要な情報と、動画で必要な情報は異なるので、モニターがスッキリと見やすくなって便利です。動画と写真を完全に同列に見なす(シームレス)、映像表現の為のカメラというイメージです。

こういったカメラの登場は、今後のカメラ開発のターニングポイントになるのでは?とすら思える、画期的な事のように感じました。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真⑥

カメラ自体は非常にコンパクトにデザインされています。

これでフルサイズ?と驚くほどのコンパクトさで、又、ボディに突起物が無い事から、シンプルなデザインとなっており、見た目もかなりカッコいいです。

又、ストラップ金具は取り外せるようになっていて、取り外すと三脚穴が現れる(底面の三脚穴と併せて3この三脚穴がある)ようになっていて、拡張性の高さに一役買っています。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真⑦

非常にコンパクトで軽量な設計は、ドローンに装着して空撮を試みることが出来るレベルです。

しかもこのカメラ、動画用のRAWデータである CinemaDNG RAW に対応しているのです。フルサイズセンサーの高クォリティ―な画質で空撮が出来る、夢が広がるカメラです。

だからベイヤー式センサーなのか、と納得させられます。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真⑧

最近の電子ジンバルはかなり重いカメラでも使えるものもあります。しかし方手持ちの場合、電子ジンバルの耐荷重より、人間の力が及ばず、重いカメラでは疲れてしまう取り回しの悪いものになってしまします。

その点「fp」なら、電子ジンバルなどに載せても、軽量、コンパクトな事が大きなプラスとなり、使い勝手のいいカメラとして活躍してくれそうです。

こういった機能を見ていると、このカメラのライバルは、どちらかと言うとブラックマジックデザインの Micro Cinema Camera あたりに見えて来ます。

SIGMA 新製品 発表会に潜入! part.2 写真⑨

リグに入っている「fp」

違いはシームレス、写真に対しても妥協無い性能を求めている事だと思います。フルサイズである事は、諧調やシャープネス、解像感に動画以上にシビアな写真では大きなアドバンテージになるからです。

キーコンセプトが写真でも動画でもない「映像」にあるところは、非常に共感出来る部分で、個人的にもかなり欲しくなりました。

何よりデザインがカッコいい!

まとめ

その他、シネマ用のレンズ「ビンテージルック」など、魅力的な製品が目白押しで、久しぶりにかなりワクワクさせられる新製品発表会でした。

まさかここで「カメラ」の新製品がSIGMAからリリースされるとは思っていなかったので、ビックリするともに、いつものSIGMAの路線からは少し外れている「動画」を含んだ非常に魅力的な機種の開発発表は、個人的にも嬉しく、かなり物欲が掻き立てられる新製品発表会となりました。

「fp」は、このような「映像」をコンセプトとしたカメラに、何としても成功して欲しい!と全力で応援したくなる、夢のある製品だと思いました。