こんばんは!担当:Kです。

Canonよりプロカメラマン向けのデジタル一眼カメラの最上位機種である EOS1DX MarkIII が発表になりました。プロカメラマンだけでなく、究極のスピード、レスポンスを求めてハイアマチュアも注目する機種だと思います。

そんな Canon EOS1DX MarkIII について前機種 EOS1DX MarkII との違いを中心に見ていきたいと思います。

Canon EOS1DX MarkIII 本体写真①

>>>Canon EOS-1D X Mark III 販売ページ

新開発 CMOSセンサー&新開発ローパスフィルター

EOS1DX MarkII:約2020 万画素
EOS1DX MarkIII:約2010 万画素

画質を決定づける大きな要素の一つであるC-MOSセンサーは、画素数こそ殆ど同じですが、全面的に一新された新型が搭載されています。

Canon EOS1DX MarkIII は、新センサーによる低ノイズ化と、新型映像エンジン DIGIC-X(EOS1DX MarkIIはデュアルDIGIC 6+) によるノイズリダクション性能の向上により、常用ISO感度は、

EOS1DX MarkII:~ISO51200
EOS1DX MarkIII:~ISO102400

と EOS1DX MarkII よりも1段階高い感度が設定可能です。

又、新開発の「GD ローパスフィルター」により、従来機よりも解像度が向上しているという事です。

オートフォーカス

EOS1DX MarkII:61点(クロス41点(内デュアルクロス5点))
EOS1DX MarkIII:191点(内クロス155点)

EOS1DX MarkIII では、AFセンサーは従来のラインセンサーから、「High-resAFセンサー」を新たに搭載。オートフォーカスが高精度化されている事と併せて、測距点の数は191点と EOS1DX MarkII の3倍近い数となりました。

又、高い追尾性能を実現する「AI サーボ AF IV」を搭載(EOS1DX MarkII:AI サーボ AF III)、動体撮影に強力な武器となりそうです。

ライブビュー時には、進化したデュアルピクセルCMOS AFにより、映像表示範囲の最大縦100%×横90%をカバー(EOS1DX MarkII では縦80%×横80%)、自動選択時の分割数を細密化し(最大525分割)、滑らかに被写体を追随する事が可能となっています。

プロ機の証、連写速度は最高16コマ/秒(光学ファインダー使用時)

EOS1DX MarkII:14コマ/秒(AF/AE追随)
EOS1DX MarkIII:16コマ/秒(AF/AE追随)

究極のレスポンスが存在意義の一つである、プロ用の機材という事で、EOS1DX MarkIII の最高連写速度は16コマ/秒(AF/AE追随)を実現しています。

これは光学ファインダーの為のミラーを使う一眼レフカメラで、しかもフルサイズのカメラである事を考えると驚異的な数字だと思います。

Canonのフィルムの最後のフラッグシップカメラであるEOS1V HSの連写速度が10コマ/秒であった事を考えると、フィルム巻き上げの必要が無いデジタルカメラとは言え驚くべき進歩です。

さらにライブビュー時には20コマ/秒の超高速連写を実現しており、オートフォーカス性能とともに、一眼レフとしても、ミラーレス一眼としてもトップクラスの速写性能を有したカメラと言えるでしょう。

ついにメディアは CF EXPRESS ダブルスロットに

EOS1DX MarkII:CFast 2.0・CFカード デュアルスロット
EOS1DX MarkIII:CF EXPRESS ダブルスロット

EOS1DX MarkIII は、記録メディアに昨年あたりから注目されていたCF EXPRESSのダブルスロットを採用しました。

CFカードと比較すると、桁が違う1,000MB/sを超えるような超高速記録が可能なCF EXPRESSの搭載は、16コマ/秒の高速連写には非常に有効だと思われます。

又、これまで採用して来たCFastを捨て、今後カメラ用メディアとして主流と予想されるCF EXPRESSを採用するあたり、Canonらしい割り切りの良さが感じられます。

ボディ

Canon EOS1DX MarkIII 本体写真②

EF24-70mm F2.8L II USM 装着

EOS1DX MarkII:シャッター作動試験40万回
EOS1DX MarkIII:シャッター作動試験50万回

マグネシウム・防塵防滴のボディは、90gほど軽量となり、シャッターは50万回の作動試験をクリア、20%ほどの耐久性UPが図られています。

バッテリーはLP-E19で変更されませんでしたが、大幅な省電力化が図られ、撮影可能枚数は1210枚から2,850枚に大幅UPしています。

背面の一部操作ボタンにバックライトが付き、夜間など暗所での操作性が向上しています。

動画性能

EOS1DX MarkII:4K 60p(クロップ)
EOS1DX MarkIII:4K 60p 4:2:2 10bit(フルサイズ)

実は EOS1DX MarkII は転送ビットレート400Mbpsを超える数少ない一眼デジタルカメラの一つでしたが、EOS1DX MarkIII においてさらにその性能に磨きがかかりました。

EOS1DX MarkII では、4Kサイズの記録はドットバイドット記録の為、クロップされて画角が狭くなってしまいました。EOS1DX MarkIIIではクロップ無しのオーバーサンプリングによる4K 60p 4:2:2 10bitの内部記録が可能となり、写真と動画を高いクォリティで記録する必要のあるプロカメラマンのニーズに応えます。

転送ビットレートは、5.5K RAW(59.94p/50.00p)で約2600Mbps となり、記録には5.5K RAW:CFexpress 1.0 (330MB/秒以上)の非常に高性能なメディアが必要になります。

勿論Canon Logに対応、RAWデータの内部記録(記録方式は現在確認中)も可能です。

まとめ

堅牢性、スピード、レスポンス、高い動画性能、など、今ある一眼デジタルカメラの全ての一番を集約したようなカメラです。

センサー上でのAFまで含めて、動画機としも高いレベルが要求されるプロ用のデジタル一眼レフカメラのトレンドを網羅した、最高レベルにあると思います。

又、画質的にも、2,000万画素オーバーの画素を持ちながら、最高感度ISO102400まで設定できるのも驚きで、悪条件でも、撮れなかったでは済まされないプロカメラマンの要望を高いレベルで満たすものだと思います。

ここまで凄いスペックを見せつけられると、同センサーを搭載したミラーレスデジタル一眼カメラの登場に、否が応でも期待してしまいます。

一眼レフを長年作り続けて来たCanonの技術力の高さから、大メーカーの底力を感じました。

>>>Canon EOS-1D X Mark III 販売ページ

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