こんばんは!担当:Kです。

本日、FUJIFILMよりX-T3が発表されました!

FUJIFILM X-T3 写真①

スタイルはX-T2とほぼ同じに見えます

個人的に、かなり琴線に触れるカメラでした。その仕様について、まとめてみました

FUJIFILM (富士フイルム) X-T3 予約ページ

FUJIFILM Xシリーズ 第4世代モデルの1号機

FUJIFILM X-T3 写真②

背面のボタン配置のほぼ同じに見えますが、中身は新型センサー搭載の全くの別物のカメラと言っていいと思います。

新世代のセンサーが最初に、Proに乗るのか、Tに乗るのか、Hに乗るのか、話題になるFUJIFILMのX シリーズですが、今回は王道の「T」の最高級機に第4世代のセンサーである「X-Trans CMOS4」が搭載されて新発売となりました。

X-Trans CMOS4 は裏面照射型の2610万画素、併せて現行のX-Prosessor Proの3倍の処理速度をもつ、高速画像処理エンジン「X-Prosessor4」を搭載しています。

高画素、高速、高精度を掲げ「プロユースにも耐えられるミラーレス一眼」の開発の流れは、他メーカーと同様ですが、APS-Cサイズのセンサー1本で開発を行う「X システム」はFUJIFILMならではの独自性が感じられます。

X-Trans CMOS4 & X-Prosessor4 による高いパフォーマンス

FUJIFILM X-T3 写真③

今回はレギュラーでシルバーボディがあります!

Xシリーズの第4世代センサー「X-Trans CMOS4」は2610万画素(X-Trans CMOS3は2430万画素)の裏面照射型センサーです。

メーカーからのアナウンスでは「シリーズ史上最高画質」。裏面照射型センサーを採用することにより、高いS/Nレベルを維持したまま高画素、高解像度化が図れたということです。又、常用ISO感度にISO160(X-Trans CMOS3は拡張機能)が選択出来るようになりました。

AFフレームは位相差画素数を216万画素に増加する事で、ほぼ画面全体をカバーしており、新型の高速画像処理エンジン「X-Prosessor4」と併せて、シリーズ史上高速、最高精度のAF性能を発揮、するという事です。

X-H1や、先日のXF200mmF2 R LM OIS WR の発表など、プロユースに耐える性能を持ったミラーレス一眼を目指している(ように見える)、FUJIFILMの開発姿勢が明確になった機種だと感じます。

残念ながらボディ内手振れ補正は搭載されていません。

充実の機能

高速性能

連写性能は約11コマ/秒を、カメラボディ単体で実現します(X-T2は縦位置グリップとの併用で同速度)。

AF/AE追随で、ブラックアウトせず30コマ/秒の高速連写モードの搭載や、電子シャッター使用により、高速で動く被写体を撮影した際に起きる「ローリング歪み」は従来の半分程度になっているなど、高速な映像エンジン X-Prosessor4 がいかんなく実力を発揮しています。

FUJIFILM X-T3 グリップ写真

縦位置グリップは用意されていますが、ボディ単体でも11コマ/秒の連写性能を持っており、装着によるカメラの高速化はありません。

ファインダー

ファインダーは0.75倍、369万ドット(X-T2は0.77倍、236万ドット)、表示フレームレートは約100フレーム/秒(X-T2は約60フレーム/秒、ブースト時:約100フレーム/秒)と、より滑らかで高精細なファインダーに進化しています。

又、X-T3 から新機能としてスポーツファインダーモードを搭載。この機能は1.25×(1660万画素)のクロップ撮影時、ファインダー表示はフルサイズ表示のままで、クロップ相当のフレーム表示がされるモードです。

FUJIFILM X-T3 スポーツファインダーモードカタログ写真

カタログ写真の複写の為チープな写真ですみません。

動く被写体が、撮影範囲の外にいる状態から、ファインダー上で確認出来る事になり、野鳥や、航空機など、動体を素早くフレーミングしながら撮影する必要がある際に、重宝しそうです。1.25倍、1660万画素も、適度で使い易そうです。

動画性能

最近のFUJIFILMはSONY、Panasonicに次いで動画に力を入れているメーカーだと感じます。

動画用のレンズを長年作って来たメーカーなので、動画と無縁では無かった事も原因かもしれません。X-T3も優れた動画性能を持ったカメラになっています。

画像サイズ・フレームレート

主な仕様は以下のとおりです。

画像サイズ:DCI 4K(4096×2160)(→X-T2:4K(3840×2160))
転送ビットレート:最大400Mbps(→X-T2:100Mbps)
フレームレート:DCI4K Long-GOP(高圧縮)60p(4K All-intra(低圧縮)では30p)(→X-T2:4K 30p)

とX-T2から着実にレベルアップしており、現行のミラーレス一眼の中でもトップクラスと言えるでしょう。DCI 4K 60pでの撮影が可能なカメラもだいぶ多くなって来ましたね。

4:2:0 10bit 内部記録が可能に

特筆すべきは、10bit(4:2:0 10bit)で、内部記録(SDカード)が可能になった事です。

8bitの64倍の色情報が記録出来る10bitでの記録は、ETERNAモードやF-Logと併せて、カラーグレーディングの可能性を広げます。

又、ビット深度を10bitで記録する際は、コーデック(動画の圧縮アルゴリズム)に現在主流のH.264よりも圧縮効率が高く、小さいデータで同等の画質が実現できる最新のH.265/HEVC規格が使われます。

ダイナミックレンジ

X-H1で好評のフィルムシュミレーション「ETERNA」モードも搭載。広いダイナミックレンジ(FUJIFILMではDR400、約12ステップ分のダイナミックレンジに相当する)と併せて、映画のような柔らかい映像表現が可能となります。

又、じょじょに浸透しつつあるHDR(ハイダイナミックレンジ)の企画HLG(ハイブリットログガンマ)にも、年内のファームアップで対応するとの事で、バッチリトレンドに乗った仕様になっています。

低照度特性

個人的に注目している機能は、新しいノイズ低減機能「4K フレーム間NR」です。

これは、新たに採用された、直前のフレームとの差分情報を元にノイズ低減を行う機能です。

新しくなった高精度のノイズリダクション処理と併せて、ISO12800時でノイズを約2段分改善しているという事です。

高画素の機種は、低照度に弱い傾向がありますが、これらの機能が動画撮影時のノイズ低減にどのくらい寄与するのか、実写をみてみるのが楽しみです。

まとめ

X-T3の実機が来たら、先ず見てみたいのはAF性能です。

ここ数年で、着実に高速、高精度化されて来ているFUJIFILMのAFが、他社に追いつくのか、追い抜くのか、是非実機を見て体感してみたいです。

FUJIFFILMは、ここ数年プロユースをかなり意識してカメラ開発を行っているように見えるので、この部分はとても重要です。相当力を入れて開発を行っていると思いますので、どのくらい性能アップしているのか楽しみです。

もう一つはやはり動画性能です。

新しいノイズ低減機能「4K フレーム間NR」の実力は如何に?

カタログにはISO12800時で2段分のノイズ低減と書いてありますが、どうでしょうか?HDRと高い低照度特性は、現在の動画機の優劣を決めるポイントなので、実際どうなのか、早く見てみたいですね。

DCI 4K 4:2:0 10bit、ETERNAモード、新しいノイズ低減機能、H.265/HEVCの採用、年内中のHLG使用へのファームアップなど、動画のトレンドをきっちり押さえてあり、動画向き一眼デジタルは「SONY、Panasonic、FUJIFILM」の3強時代になった、とすら感じました。

写真、動画のいずれも、本気で撮れるミラーレスの登場です!

FUJIFILM (富士フイルム) X-T3 予約ページ