こんばんは!担当:Kです。

FUJIFILMの新製品「XF200mm F2 R LM OIS WR」「XF10」「XF8-16mm f2.8 R LM WR 」の発表会に潜入しました!

会場は東京、丸の内の「MY PLAZA HALL」です。

XF200mm F2 R LM OIS WR

「XF200mm F2 R LM OIS WR」は今回のお披露目のメインとなるレンズです。

200mm(35mm判換算で300mm相当)f2 の明るい超望遠レンズです。重量は2,265g(カタログ値、フード含まず)、全長は205.5mm(カタログ値、フード含まず)と、APS-Cサイズセンサー用という事で、比較的コンパクトな仕上がりです。

又、付属の1.4倍のテレコンバーター「XF 1.4× TC F2 WR」を使う事で280mm(35mm判換算で427mm相当)f2.8の超望遠レンズとしても使用出来、レンズの汎用性を高めています。

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2年後に控えたオリンピックでの使用を念頭に置いたレンズだと思います。

フードに入る社名はFUJIFILMでは無く、同社のレンズブランドを表す「FUJINON」の刻印が大きく入り、メーカーのイメージカラーの緑色を大胆に取り入れて、一目でFUJIFILMのレンズである事がわかります。

オリンピックのカメラマン席にこのレンズが何本も並ぶ事になるでしょうか?

レンズには、色収差を抑制する為、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ2枚が使用されており、プロの厳しい要求に応える、高解像度を実現しているとの事です。

又、解像力だけでなく、美しいボケ味を意識した設計は、最近の単焦点レンズのトレンドになっているものです。

そういった事を意識してか、会場には3人のモデルさんが登場、試写のステージを盛り上げていました。

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フォーカスするレンズ群の軽量化などによる、AFの高速化も十分に意識した設計となっているようです。

実際にAFで撮影してみると、フォーカスはキビキビと合焦し、子気味良いです。カメラが、X-H1だった事もあるともいますが、たまにあるミラーレスらしいどんくささは感じられません。

フードをはずすと、本体は思ったよりコンパクトです。

本体側面には、撮影距離範囲の切り替えスイッチ、手振れ補正のON,OFFツイッチ、フォーカスセレクトスイッチ、セットボタンが並びます。

ピントリング横の、黒いボタンはフォーカスコントロールボタンで、SETボタンであらかじめSETした距離に瞬時にフォーカスを移動する「フォーカスプリセット機能」などに使用します。

会場には XF200mm F2 R LM OIS WR で撮影された、写真パネルが展示されていました。

意地悪く近づいて見ても、細かい部分まで詳細に描写され、レンズの性能の高さがうかがえます。

FUJIFILMのカメラの美しいカラーバランスと併せて、素晴らしい作品となっていました。

XF8-16mm f2.8 R LM WR

もう一つの目玉は XF8-16mm f2.8 R LM WR です。

このレンズの登場で、FUJIFILMにも「大三元」と言われるf2.8通しのズームレンズが3本(広角ズーム、標準ズーム、望遠ズーム)出揃った事になります。

しかし、それ以上にエポックメーキングなのは、f2.8のズームレンズで、広角が8mm(35mm判換算12mm)となることでしょう。これは、開放f2.8のズームレンズとしては、現時点(2018.7.20)で最も広角なレンズという事です。

35mm判換算12mmに相当する超広角レンズが、開放f値2.8になった事は、星野写真などのジャンルで、新たな可能性を模索できそうです。

X-T2に装着したところ。大きさはそれなりで、貫禄のあるレンズです。

ズームの動きや、フォーカスのスピードについては、展示機を見る限り、他のFUJIFILM XFレンズ同様、滑らかで高品位なものでした。

スムーズなズームを活かして、動画にも、と一瞬思いましたが、前玉が張り出している事から、残念ながらフィルターも装着出来ず、NDフィルターの使用が必須な動画での使用は難しそうです。

XF8-16mm f2.8 R LM WR もプロカメラマンの写真がかなり大伸ばしで飾ってありました。

以前、FUJIFILMの X-Trans CMOS センサーは、APS-Cサイズで、フルサイズ並みの高画質を目指している、と聞いたことがあります。

この写真を見る限りは、かなり肉薄しているのでは?と感じました。

XF10

最後は、2424万画素の、APS-Cサイズセンサー(ベイヤー式)を採用した、高画質コンパクトデジタルカメラ「XF10」です。

位置づけとしは、コスパの高い入門機的な位置づけのようですが、そこは腐ってもAPS-Cサイズセンサー!

レンズは18.5mm f2.8(35mm判換算で28mm相当)、性能には定評のあるFUJINONレンズ、8種類のフィルムシュミレーションと併せて、画質については期待が高まります。

カラーはブラックと、シャンパンゴールドの2色展開です。

個人的には黒はちょっと地味かな?と思いますが、自分で買うなら黒かな(笑)

シャンパンゴールドのおしゃれ感と、2424万画素 APS-Cサイズセンサーにより作り出される高画質とのギャップが、羊の皮を被ったオオカミ的な面白さも感じたり・・・

重量は電池、メモリーカードを含んでも280g程と、軽量です。

カメラ上面には、フロント、リアの2つのコマンドダイヤルと、モードダイヤルを配し、シンプルで使い易いオペレーションとなっています。

勿論、背面モニターはタッチパネルを採用しています。

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まとめ

「XF200mm F2 R LM OIS WR」の登場は、明らかにオリンピックを意識したものだと思います。又「XF8-16mm f2.8 R LM WR」がラインナップに加わり、F2.8通しのズームレンズ群、所謂「大三元」が出そろった事になります。

これらは、FUJIFILMのプロカメラマンを意識した商品開発戦略を強く感じさせます。

登場当初は、ミラーレス=アマチュアのカメラというイメージでした。そんな中、SONYはじめミラーレス勢がプロカメラマンを意識した商品開発を進めるのは、プロの厳しい意見がフィードバックされる事になり、ユーザーとしてはウエルカムです。

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逆に、XF10 は、マニア向けだったAPS-Cサイズセンサーのコンパクトデジタルカメラの領域を、より気軽に、カジュアルに楽しめるカメラだと思います。

FUJIFILMのフィルムシュミレーションや大型センサーによる低照度での優位性、実焦点距離18.5mmのレンズが作り出す自然で美しいボケなどが、わずか280g足らずの軽量ボディに凝縮されています。スマホでは表現出来ない、高い表現力を楽しめるカメラになっていると感じました。