こんばんは!担当:Kです。

Canonより、人気の望遠ズームレンズ2本の新型「EF70-200mm F2.8L IS III USM (2018.6.28発売予定)」「EF70-200mm F4L IS II USM(2018.9発売予定) 」が発表されました。

EF70-200mm F2.8L IS II USMは2010年の発売なので8年、EF70-200mm F4L IS USMは2006年の発売なので12年ぶりのリニューアルとなります。

Canon (キヤノン) EF70-200mm F4L IS II USM 新品予約ページ

Canon (キヤノン) EF70-200mm F2.8L IS III USM 新品予約ページ

EF70-200mm F4L IS II USM

EF70-200mm F4L IS II USM 写真

手振れ補正の大幅強化

先ず目を引くのは、手振れ補正が大幅に強化されている事です。

5段分の手振れ補正効果(従来品4段)、流し撮りモード(手振れ補正モード2)、露光中のみ補正(手振れ補正モード3)に対応と、風景からスポーツなどの動体まで幅広く対応出来るようになっています。

F4のLレンズのシリーズの中で、唯一5段分の手振れ補正効果を持ったレンズという事になります。

EF70-200mm F4L IS II USM 別売三脚座写真

別売三脚座

防塵・防滴性能

レンズの最前面、最後面には汚れをふき取り易いフッ素コーティングを採用。又、防塵、防滴構造の強化、レンズ内のメカ機構の見直しによる耐衝撃性の向上など、プロの過酷な使用条件に、より高いレベルでの信頼性を発揮します。

レンズ性能

レンズ構成の図を確認すると、EF70-200mm F4L IS USMとの差異は無いように見えるのですが、レンズ形状と配置を最適化する事で、最短撮影距離が1.2mから1.0mに短縮されおり、これにより撮影倍率は0.21倍から0.27倍に向上しています。

最近の高画質レンズは、レンズの構成のみならず、高性能なコーティングの採用による高画質化が図られているケースが多いようです。EF70-200mm F4L IS II USMも特殊コーティングASCを採用することによるフレア、ゴーストが大幅に低減、高画質化が図られているようです。

又、点光源のボケの形に直接影響する絞り羽根は8枚から9枚に変更され、より円形に近い美しい絞りとなりました。

【絞り写真】

まとめ

正直言って、最初にスペックを見た時は、レンズの大幅な再設計がなされておらず、少し残念に感じました。

しかし、現状で十分に高性能である事を考えると「手振れ補正」「コーティング」「最短撮影距離」「9枚羽根絞りの採用」といった、他レンズと比較して少し古くさくなった部分の再検討を適切に行った、堅実なブラシュアップと言えるかもしれません。

個人的には、せっかく新製品として開発するのであれば、20%程度の軽量化が行われていると、F4のLレンズシリーズの一角として、より魅力的になったのでは?と感じます。

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EF70-200mm F2.8L IS III USM

EF70-200mm F2.8L IS III USM 写真

主な変更点は特殊コーティング「ASC」の採用、防塵、防滴構造の向上、前後面レンズのフッ素コーティングの採用、デザインの一部変更と、「III」を冠するには少し物足りない「マイナーチェンジ」なようです。

EF70-200mm F4L IS II USMと同様、特殊コーティングASCの採用による高画質化、5.0段の効果を持つ手振れ補正(3.5段の誤りでした。訂正してお詫びいたします。)が「売り」という事になるかと思いますが・・・最高級に位置する「L」レンズに第三世代を表す「III」を冠する以上、光学設計の見直しがあったら良かったな、と感じます。

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