こんばんは!担当:Kです。

本日タムロンより「70-210mm F/4 Di VC USD」のCanon用が発売になりました。軽量コンパクトな開放f4のズームレンズですが、既に発売されている開放f4固定の望遠ズームレンズと比較して、別段小さくも、軽くもありません。

後発のレンズでありながら、高い付加価値が無いのがちょっと残念です。

勿論性能的には、優れたレンズだと思いますが、わざわざタムロンを選択するなら、何か特徴が欲しいところです。

特徴

このレンズの特徴は何でしょうか?

1.望遠側が210mmまである(すなわち丁度3倍のズーム比を持った望遠ズームである)

2.最大撮影倍率が0.31倍とクラス最高を誇る

以上2点が、購入のポイントではないかと思います。数字上は小さな利点に見えますが・・・

最大撮影倍率

最大撮影倍率が0.31倍は、どれ程優れているのでしょうか?ちなみにほぼ同じスペックのNikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR の最大撮影倍率は0.27倍です。その差0.04。

この0.04が実撮影でどれ程の違いとなって表れるのでしょうか?実写してみました。

上の写真がNikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR (最大撮影倍率は0.27倍)、下がタムロン 70-210mm F/4 Di VC USD (最大撮影倍率0.31倍)です。

数値上はたった0.04の差ですが、実際に写真で見ると結構違いますね。可能なら下の大きさで撮りたい、そう思わせます。

ちなみに、同じ倍率でもAPS-Cサイズセンサーのカメラで撮ると、画角が狭くなる分、実質、大きく撮れるようになります。

上の写真がNikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR (最大撮影倍率は0.27倍)、下がタムロン 70-210mm F/4 Di VC USD (最大撮影倍率0.31倍)です。

APS-Cサイズのカメラだと、撮影倍率0.31倍でもかなりマクロっぽくなって来ます。

200mm vs 210mm

次に、タムロンの特徴である焦点距離の10mmの違いを実写してみました。

たった10mmの違いなので、ほとんどわからないかと思ったのですが、思っていたより違います。

勿論、上の写真200mm、下の写真が210mmです。

こうして並べてみないとわからないと思いますが、このほんの少しのフレーミングの違いが写真の質を左右する場合もあるので、「たった10mm」と侮れないと思いました。

上の写真から、目ざとい方はすでにお気づきと思いますが、タムロン 70-210mm F/4 Di VC USDはボケ味もとても綺麗です。個人的にはNikonより綺麗だと感じました。

純正より高性能なのは、後発が有利な点です。価格も抑えたレンズですので、尚更おススメです。

「タムロン 70-210mm F/4 Di VC USD」の上の写真の一部拡大です。首の紐のあたりにピントがあると思いますが、紐の丸みがわかるレベルで描写されています。f4とは言え、210mmの開放がピントが薄いですね。

今回は描写テストのつもりで撮らなかったので、素材不足ですが、拡大写真を見る限りは「高性能」と言っていいレンズだと思います。

まとめ

数値上は極小さな違いですが、このほんの小さな違いが、実際の撮影では写真の質を大きく左右する可能があります。一本のレンズで少しでも便利に。そんなタムロンのレンズ設計哲学を垣間見たレンズでした。

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