こんばんは!動画初心者の担当:Kです。

今回は、動画とシャッタースピードの関係について試してみました!先ずはテスト動画をご覧下さい↓

それぞれ1/50(低速シャッター)と1/1600(高速シャッター)で撮影した動画映像の比較です。1/1600の方が不自然な感じを受けるのではないでしょうか?

先日、当ブログで紹介した雑誌「ビデオサロン」の動画入門記事の中に、動画撮影の三種の神器というのがありました。その中の一つに「NDフィルター」があげられていたのですが、写真ではあまり重要視されないNDフィルターが、何故、動画撮影においては「三種の神器」とされる程、重要なアイテムとなるのでしょうか?

実は、私も動画を本格的に撮影し始めた頃、師匠のウエッキーから「撮影モードはMにして、シャッタースピードは遅くした方がいいですよ!」と言われました。しかし、意味が良く分からなくて「面倒だから絞り優先で撮ろう!」と、写真と同じように絞り優先で撮っていました。

しかし・・・これは失敗です!

何故なら、動画撮影では、シャッタースピードが速いと、パラパラ漫画のような不自然な画になってしまうからです。動画も実際には静止画の集合体です。その静止画一枚一枚が、適度にブレていた方が、実は自然に見えるという事なのです。

上:1/50 下:1/1600 上の画のように、1コマが適度にブレていいる方が、動画では自然に見えるのです。

上の写真のように適度にブレている方が、動画として見た時には自然に見えます。

余談ですがこの写真、ローリングシャッター歪みも出ていて、電車の形が平行四辺形になってしまっています。SONYも速く、グローバルシャッターを開発して欲しいです。

はためく旗などの、ランダムに動く被写体は特に気になります。

上:1/50 下:1/1600 静止画だとわかりずらいのですが、動画にすると下の画はわちゃわちゃした見ずらい画になっています。

ブレていると、1コマ1コマがつながって見えるのですが、1コマ1コマが完全に静止してしまっていると、パラパラとした、ごちゃついた映像になってしまいます。

水の動きなど、肉眼では見えないような被写体も注意が必要です。1コマ1コマがブレていないと、非常に不自然な映像になってしまいます。

上:1/50 下:1/1600 肉眼では見えない形が写ってしまい自然さに欠けた映像になってしまいます。

私も以前、噴水を撮影した際に、不自然な画になってしまい、シャッタースピードの重要性を痛感しました。

又、写真でも問題になる「フリッカー」も、動画では激しいちらつきとなって再現されてしまうため、せっかく撮った映像が台無しになってしまう事も多々あります。

このような理由から、動画撮影では、シャッタースピードを速くする事は得策とは言えません。一般的にはフレームレートの2倍分の1以下にするといいようです。例えば30pで撮影する際の最高シャッタースピードは1/60という事です。私はフリッカー対策も含めて、1/50を選択する事が多いです。

露出の調整はNDフィルターとISO感度で行います。本当はNDの効果を可変出来るタイプのNDフィルター(バリアブルNDフィルター)を使いたいのですが、高額の為、私は5段減光のNDフィルターを使っています(ISO100~1600=5段分くらいなら、画質の劣化が少ないだろう、という判断です)。

写真は、Manfrottoの「XUME Quick Release Adapters」。フィルターの脱着をマグネットで行える様にするアダプターで、頻繁にフィルターの脱着を行う動画撮影では大変便利です。レンズ径に合わせたレンズアダプターをレンズに、同径のフィルターホルダーをフィルターに装着しておけば、マグネットでフィルターの脱着をワンタッチで行えます。

条件に合わせて頻繁に脱着するので、上のようなマグネットでフィルターを脱着するアイテムがあると大変便利です。

Manfrotto (マンフロット) Xume システム新品販売ページ

以上のように動画撮影では、NDフィルターは必須アイテムです。特にf1.4のような明るいレンズを開放で使うような撮影では、少し強めのNDフィルターか、バリアブルNDフィルターを用意しておく事を強くおススメします!