こんばんは!担当:Kです。

SONYの新製品、α7Ⅲを試しました。

α7は、SONYのフルサイズミラーレス一眼カメラの中で、一番リーズナブルなモデルでありながら、高いポテンシャルを持つ、SONYのα7シリーズの中核をなすモデルです。

そのα7がついに「Ⅲ」の名を冠した、最新世代のモデルにモデルチェンジしました。

そのα7Ⅲを持って、木曽の宿場町に向かいました。レンズはFE 24-105mm F4 G OSSを使用しました。開放F値f4と、明るくはないレンズですが、ボカしたい時は105mmまである望遠側を使うなどして工夫出来るので、風景やスナップには使い易いレンズです。

実写テスト

 

SONY α7Ⅲ 焦点距離:57mm 1/60 f4.0 ISO160 露出補正-2.0

当日は、日頃の行いが祟ってか、あいにくの雨模様でした。午後から晴れる予報だったのに・・・ちょっとテンションが下がりますが、雨らしい風景を撮ろう!と気分を切り変えます。上手く雨が写ってくれました。

雨からカメラや機材を守りながら、不自由な撮影を強いられます。自分で使っているメーカーのカメラだという事、以前α7RⅢを使った事があった事も大きかったと思いますが、ストレス無く撮影を行えました。

SONY α7Ⅲ 焦点距離:24mm 1/30 f8.0 ISO160 露出補正-1.7

ついつい、雨を避けて建物の軒先からの写真が多くなってしまいます。実はこの時、写真と動画の両方の試写をしていたのですが、SONY α7ⅢはAFも速く、思ったとおりにカメラを扱えて、不自由ながらも楽しく撮影を進められました。

又、α7Ⅲは強力な5軸手振れ補正を搭載しています。実は、シャッタースピードをほとんど意識せずに撮影をしていましたが、手振れする事はほぼありませんでした。

SONY α7Ⅲ 焦点距離:73mm 1/80 f6.3 ISO800 露出補正-2.0

古い建物らしく、格子戸が多く使われています。

こういった写真を撮る際も、私はどのあたりにピントを持ってくるか迷う方なので、フォーカスポイントの移動がやり易いカメラはとても重宝します。

SONY α7Ⅲ 焦点距離:105mm 1/125 f5.6 ISO2000 露出補正-1.7

待てど暮らせど雨は止みません。しまいには雪までちらついて来る始末です。人が少ないお陰で、写真を撮り易いと言えば、撮り易いのですが・・・使いずらいカメラだとモチベーションが下がってしまうところです。α7Ⅲは期待通りに動いくれるので、思い通りに撮影を進められました。

自分で使っているα6300と比較して、特に使い易いと感じたのは、

1.背面にジョイスティックを搭載した事により、フォーカスポイントの移動が迅速に行える様になり「フレキシブルスポット」がより実用的になった

2.カスタムボタンが押しやすい(特にC1,C2ボタン)

の2点。カスタムボタンの押しやすさはα7Ⅱも同じですが、ジョイスティックは本当に便利です。ちなみに私はC1にRECボタン、C2にピント拡大表示を振り分ける、動画仕様の設定です。

上の写真の部分拡大写真です。フルサイズ、2420万画素、裏面照射型センサー採用という事で、当然と言えば当然ですが、ISO2000ではノイズはほとんど感じられません。

拡大すると、暗部のディテールも質感を保ちながら非常に良く描写されています。さすがフルサイズ!

SONY α7Ⅲ 焦点距離:105mm 1/125 f5.6 ISO2000 露出補正-1.7

当日は前線が通過している為か、風も強く、雨風を凌ぎながらの厳しい撮影でした。動画は、ステレオマイクが風切り音をかなり拾ってしまいましたが、上の写真のようにのれんが風にはためくところなど、映像に動きが出て、いい画が撮れました。

SONY α7Ⅲ 焦点距離:73mm 1/80 f4.0 ISO800 露出補正-0.7

あまりの寒さに、そろそろ限界、もう帰ろう、と思った頃にやっと雨が上がりました。

枝先にピントを合わせるような、繊細なフォーカスの時はMFを使っています。ピント拡大をC2ボタンに割り振ってあるので、スピーディーに操作を行えます。

道祖神がありました。新しく作られたものだと思いますが、古い宿場の風景に溶け込んでいます。

少し拡大してみます。

高解像度で、石の質感が非常に良く描写されています。FE 24-105mm F4 G OSSのレンズ性能が高い事好描写の要因の一つだと思います。いいカメラにはやはりいいレンズを組み合わせて使いたいものです。

低照度比較

APS-C機のα6300と高感度、低照度時のノイズを比較しました。

上がα7Ⅲ、下がα6300です。感度はISO1600です。一目瞭然でα7Ⅲの方が滑らかでノイズの少ない描写となっています。α7ⅢはISO1600ではほとんどノイズの無い、滑らかな描写を実現しています。

さすがフルサイズと唸らせられる好描写です。

バッテリーの持ちにビックリ!

低照度比較のテスト撮影は宿場でテストを行った後、お店のある中野で行いました。その際、バッテリーを充電するのを忘れてしまっていたのですが、α7Ⅲのバッテリー残量は70%以上あり、ビックリしました!比較に使ったα6300は似たような条件で撮って、既に20%程度しかバッテリー残量が無いのに・・・α6300はAPS-Cサイズのカメラなのに・・・

SONYはバッテリーの持ちが悪い、という概念は完全に覆されました!

まとめ

非常にいいカメラでした。センサーサイズと画素数のバランスがいい事もあり、多少ラフに撮っても失敗する事なく、高いレベルの画像をアウトプットしてくれます。カラーバランスもニュートラルで、今回のような渋い被写体にも「らしい」画をつくってくれます。

「フルサイズ」の良さ、フルサイズでないと出せない画質を、比較的カジュアルに作り出してくれるカメラです。SONYではα7Ⅲをラインナップの中で「BASIC」と位置付けているようですが、それは性能が「BASIC」という事では無く、肩ひじ張らずに高画質な写真を楽しみたいユーザー向けのカメラという意味なんだと感じました。

今回は秒10コマの高速連写を試す機会はありませんでしたが、シャッターを切った時の子気味のいい感触や、瞬間的に合焦するフォーカス、ほぼ画面全体をカバーするフォーカスポイントなどから、動く被写体にもかなり高度に対応してくれそうです。

又、別記事で詳しくレポートしたいと思いますが「動画機」としても非常に優秀でした。前型のα7Ⅱが4Kが撮れなかったりして、動画機としては不満の残る部分の多いカメラでしたが、α7Ⅲは動画性能もトレンドを押さえたカメラとなり、写真機と動画機の両方の能力をバランス良く持っているカメラへと進化しています。

私が普段使っているα6300とFHDサイズで比較しても、α7Ⅲは一皮むけた、リアルな映像を作り出してくれ、編集の関係で4Kを撮りづらいユーザーにも、使い易いカメラだと思います。

高性能なスチルカメラとしては勿論、高画質な動画まで含めて、オールラウンドなカメラとしておおいに活躍してくれそうです。ユーザーを選ばない懐の深さも、さすが、フルサイズミラーレス一眼を長く作り続けているSONYだと、感心させられました。

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