こんばんは!担当:Kです。

先日、OM-D E-M1 Mark IIのファームウェアのアップグレードが実施されました。

以前、当ブログでも紹介した「深度合成」が使用出来るレンズに、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROが追加され、より便利になりました。

(OLYMPUSの被写界深度合成を試しました!記事)

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真①

高倍率のズームレンズは、レンズを交換することなく、様々なシチュエーションに対応出来るのが大きなメリットの一つです。OLYMPUSならではの機能の一つである「深度合成」がこのレンズに対応したのは、様々なシチュエーションに瞬時に対応しなければならない、昆虫や花などマクロを撮るネイチャー写真家には朗報なのではないでしょうか?

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 深度合成テスト

実際に試してみました。

広角側(12mm)テスト

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真②

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

先ずは広角12mm側です。写真は広角12mm側、f4開放での画像です。焦点距離12mm f値4でも普通に撮影するとこのくらい被写界深度は浅くなります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの最短撮影距離は15cmです。12mmだからパンフォーカスで撮る、という思考が働いてしまいがちですが、被写体に限界まで近寄れば、背景ボケを十分に出せるので、工夫して録ると面白いと思います。

今回は被写界深度を深くする話でした(笑)

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真③

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

深度合成を使って後ろのカメラまでピントを出しました。以前のテスト記事に書いたとおり、上の写真と比較すると、少し画角が狭くなっているのが、OLYMPUSの文字の入り方で確認出来ると思います。

被写体との距離の問題なのか、絞り込んだ時ほどでは無いにしろ、背景ボケが小さくなってしまいました。深度合成は、必要な部分にピントを出して、背景ボケを小さくしないで撮れる事がメリットの一つなので、ちょっと残念です。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真④

OLYMPUSの深度合成は、フォーカスステップを10段階で変更出来るようになっています。上の写真はフォーカスステップを7(10が一番広い)と広めに取ったのが失敗だったかもしれません。

テスト写真撮影時の、被写体との距離感はこのくらいです。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真⑤

ほぼ最短撮影距離だと思います。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは描写性能も高倍率ズームとは思えないくらい良好で、最短撮影距離も比較的短く、本当に使い勝手のいいレンズですね。

望遠側(100mm)テスト

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真⑥

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

100mm側でのテスト画像です。f値は1絞りだけ絞ってf5.6です。手前から奥まで綺麗にピントが来ています。こちらはフォーカスステップを5に設定してあります。

フォーカスステップの幅と、選択するf値に多少工夫が必要かもしれません。

ちなみにこの写真と同じ条件で、深度合成を使わずに撮ると・・・

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真⑦

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このくらいの被写界深度です。大分違うと思います。

スモールAFターゲット設定を追加

もう一つ、注目の機能は、以前より要望の多かった、AFターゲットの設定に「スモール」が追加された事です。より小さなAFターゲットが設定出来るようになり、ピンポイントにAFが出来るようになりました。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真⑧

上が従来、下がスモールAFターゲットです。かなりピンポイントになります。勿論従来の大きさも選択できます。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード写真⑨

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ボディキャップの「Y」の字でピントを合わせています。こんな隙間からも、ピント合わせがやり易くなりました。

まとめ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ファームウェアアップグレード(Ver.2.0)の中から、「深度合成」「スモールAFターゲット設定」について紹介しました。今回のファームウェアアップグレードでは他に、

・プロキャプチャーモードの機能向上
・ボディー内Fisheye補正(M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO使用時)を追加
・再生時の拡大倍率の指定と、ピクセル等倍表示を追加
・光源によるフリッカーの影響を抑える細やかなシャッター速度調整ができる「フリッカースキャン」機能を追加

が追加されています。便利な機能ばかりなので、OM-D E-M1 Mark II をお持ちの方は、是非ファームウェアアップグレードを試されてはいかがでしょうか?

今回は取り急ぎ2つの機能について店頭で試してみました!詳しいフィールドテストはまたいずれ報告したいと思います!

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