こんにちは!担当:Kです。

OLYMPUSさんのご厚意で新製品の「M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」をテストさせていただきました。

ボケる事はいい事だ!

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2は開放F値1.2の単焦点PROシリーズの第二弾になります。

「F1.2」という明るさのレンズは、インパクトがあります。同じ画角なら、35mmフルサイズのカメラに比べて焦点距離が半分になってしまうとういうマイクロフォーサーズの事情もあるとは思います。それでも、開放F値1.2のレンズを3本ラインナップに入れるというのは(17mm F1.2は2018.1下旬発売予定)、OLYMPUSらしい写真に対するこだわりを感じます。

せっかくお借りしたレンズなので、今回は店内やお店付近でのテストではなく、清里高原まで写真を撮りに行って来ました。撮影は「清泉寮」からほど近い遊歩道の一つ「富士山とせせらぎの小径」で行いました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真①

E-M1MarkII 1/8000 f1.2 ISO160 露出補正±0

ここは標高が1300m以上ある為、残念ながら紅葉まっさかりには少々遅く、残った紅葉を探しながらの撮影となりました。

せっかくなので、開放のみで撮影を行っていきました。当日は晴天の為、NDフィルターを持ってこなかった事を少し後悔。しかし遊歩道は林の中の為、又、E-M1MarkIIは最高速1/8000ですので、なんとか撮影を行えました。しかし、このレンズを購入の際には、併せてNDフィルターの購入を強くおススメします。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真②

E-M1MarkII 1/3200 f1.2 ISO200 露出補正-0.7

木漏れ日のを浴びて、黄色く色づいた葉が輝いていました。開放F1.2なので、被写体との距離をある程度離しても、バックは綺麗にボケてくれます。ボケた感じも素直で綺麗です。ボケ方にまでこだわって設計されている、という事を実感できます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真③

E-M1MarkII 1/8000 f1.2 ISO64 露出補正±0

太陽をバックに、光に透かされる葉っぱを撮影。このような強烈な逆光線が入る難しい光線状態でも、フレアの発生は非常に少なく良好な描写を維持します。

「富士山とせせらぎの小径」のは一周約1.3km、30分程のコースですが、立ち止まって写真を撮りながらだと倍はかかります(笑)。後から後悔したくないので、撮りたいと思ったものは全て撮る主義です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真④

上の写真より一部拡大。ピントが合った部分は葉脈まで細かく描写されており、レンズ性能の高さをうかがわせます。しかも、難しい光線状態で、なおかつ開放F1.2でのテストでです!

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真⑤

E-M1MarkII 1/3200 f1.2 ISO200 露出補正+0.7

牧場の柵が、高原らしい風景をつくっていました。清里はジャージー牛の飼育が盛んで、ジャージー牛乳やジャージーソフトクリームなどの販売もされており、とても美味しいです。

オリンパスには45mmのF1.8のレンズも販売されており、F1.2とどのくらいボケに違いがでるの?という質問も来そうなので、以下に上の写真と同じ構図で1.2、1.8、2.8、5.6で撮影した画像の柵の部分の拡大画像を載せておきます。

ピントは柵の柱の左から1本目と2本目の間くらいで合わせています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真⑥

個人的にはF1.2の威力が出ているように感じます。特に後ろの森の溶けるようなボケは、F1.2ならではと感じます。

最初は、風景写真を明るい中望遠レンズで撮るのはどうかな?と思いましたが、1時間ほどで100カット近く撮影しており、大きなボケを活かして楽しく撮影が進められました。

明るい事はいい事だ!

翌日はちょうど「酉の市」が開催される日でした。お祭りの雰囲気を撮りたかったので、暗くなってからM.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROを持って、八王子にある「市守大鳥神社(いちもりおおとりじんじゃ)」に向かいました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真⑦

E-M1MarkII 1/100 f1.2 ISO200 露出補正-1

お祭りの夜は、つらなる屋台を見るだけでワクワクします。人ごみの喧騒と、入り混じる美味しい匂いとでテンションが上がります。ビール、ビール!

※テスト撮影はお休みの日に行っています。今回はOLYMPUSさんに借りた機材だった為、アルコールは控えました。

昼間の清里では、シャッタースピードの限界にビクビクしていましたが、夜の撮影にはM.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROの開放F値1.2が強力な武器となります。

又、使用ボディもOLYMPUSという事で、ボディ+レンズの5軸手振れ補正が使用出来、人ごみを縫って慌ててシャッターを押すような、ラフな撮影をしても手振れは起きませんでした。言い過ぎかもしれませんが、日中の撮影とあまり変わらない緊張感で撮影出来ました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真⑧

E-M1MarkII 1/80 f1.2 ISO640 露出補正-0.3

屋台の後ろ側に作っている人の影が影絵のように映っていました。景気がいいと「酉の市」の人出は少なくなるそうですが、今年は景気がいいのか例年より人出は少なく感じました。屋台の売り上げが心配です。

手振れ補正で手振れは防げますが、被写体が動いている場合のブレ(被写体ブレ)は手振れ補正ではどうしようもありません。F1.2で速いシャッタースピードを切れるのは、こんな撮影では助かります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROテスト写真⑨

E-M1MarkII 1/125 f1.2 ISO200 露出補正-0.3

かわいらしいイラストの提灯が掲げられらた、たこやき屋さん。たこ焼きはライバルが多そうです。

バックを歩くサラリーマン風の人並みもつぶれる事無く描写されています。レンズとカメラ、両方の性能の良さを感じます。今、開放F値の明るいレンズは「ボケを大きくする」為に使われるケースが多い様に感じます。しかし、夜の光の中でもブレずに撮れる、明るいレンズのそんなメリットも活かして撮りたくなるレンズでした。

小さい事はいい事だ!

マイクロフォーサーズを使う意味の一つに、システムがコンパクトに収まるという事があると思います。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO商品写真①

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PROは開放F1.2のレンズとしてはコンパクトにまとまっているレンズだと思います。

大きさは現在既に発売となっている「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」とほぼ同じ大きさです。フィルター口径もこの後発売の「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」まで含めて統一されているのも、PLフィルターなど高額なフィルターを使用する際にフィルターを1枚で使いまわせて便利です。

また、明るいレンズに必須のNDフィルターも1枚持って行けば事足ります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO商品写真②

OM-D E-M1 Mark IIに装着すると丁度いいバランスです。今回のテストも上の写真の組み合わせでテストしましたが、ホールドも良く、とても使いやすかったです。

明るいレンズはやはり使っていてとても楽しい!高画質なレンズだという事は勿論ですが、カメラも含めてホールドや操作感がとても良く、使うと欲しくなるレンズの典型でした。デザインも良く、カメラとの統一感が良く出ています。危ないのは、F1.2の単焦点PROシリーズ全て欲しくなってしまう事ですね!

F1.2のPROレンズ3本だけ持って撮影に行ってみたくなります。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 予約ページ

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