こんばんは!担当:Kです。

NikonのMFレンズには、フォトミックファインダーに絞り値を伝達する為のいわゆる「カニ爪」という金具が付いています。

現在はCPU連動、ちょっと前のカメラでもAi連動方式となる為、現在はあまり必要ない部品です。

しかし、この部品のお陰で、レンズがちょっとクラシックな感じに見えるますね!

Nikonレンズの「カニ爪の穴」なんであるの?写真

オートニッコール時代の「カニ爪」。半円形の金具に切られた窪みに、フォトミックファインダーの連動ピンが引っ掛かり、絞りの値をファインダーに連動させる仕組みです。アルミニウム製?でしょうか。

Nikonレンズの「カニ爪の穴」なんであるの?写真

Aisニッコールの「カニ爪」。オートニッコール時代には無かった、小さな穴が空いています。オートニッコール時代に比べて、金具の厚みも少し薄くなりました。スチール製?でしょうか。

上の写真のとおり、Aisニッコール時代の「カニ爪」には、小さな穴が空いています。

この穴、何のために空いているのでしょうか?

F3には、ファインダー内にシャッタースピードを確認する小さな液晶パネルが設けられています。ここに光を入れるための小窓が、ファインダー前面にあります。

Nikonレンズの「カニ爪の穴」なんであるの?写真

写真の赤丸の中が光取りの小窓。ここをふさぐと、ファインダー内の液晶は真っ暗になってしまいます。又、夜間用に写真向かって左側の赤いボタンを押すとライトが点灯するようになっています。

この部品の前を「カニ爪」が通過する際、液晶パネルに影が出てしまします。

その影が出ない為に「カニ爪」に穴が空いている、という説があるようです。

ホントに?

というわけで試してみました。

Nikonレンズの「カニ爪の穴」なんであるの?写真

【オートニッコール】ファインダー内のシャッタースピード確認用液晶パネルのアップ。右上(赤丸の中)に影が出ています。

Nikonレンズの「カニ爪の穴」なんであるの?写真

【Aisニッコール】あれ?Aisレンズ(カニ爪に穴のあるレンズ)でもやっぱり影が!残念ながら「カニ爪」の穴の効果はあまり無いようです。

「Nikonレンズのカニ爪の穴はF3の液晶パネルに影を出さない様にする説」は残念ながら本当ではなさそうです。あるいは、本当だったとしても効果があまり無さそうです。

では穴はなんの為に?

軽量化?

材料費の節約?

残念ながら真相はわかりませんでした。

謎ですね!