フォクトレンダーの「 ウルトラワイドヘリアー 12mm f5.6 アスフェリカル ?」が本日発売となり、当店でも店頭デモ品を出したため、早速、簡単にテストしてみました。

フルサイズ用レンズで12mmという画角は、先日テストしたシグマのA12-24mm f4(シグマA12-24mmF4テストページはこちら)くらいしか思いつきません。このレンズにしか出来ない表現を期待させてくれるスペックです。

オリジナルのマウントはライカMですが、やはりマウントアダプターでデジタルミラーレス機に装着して使う方が多いと思います。テストもフルサイズミラーレスの最高峰と言っていいソニーα7R?に装着して行いました。

12mmf5.6?テスト写真

12mmf5.6?でのテスト画像。超広角レンズらしい周辺光量落ちです。これはこれで面白いです。

12mmf5.6?テスト写真

12mmf5.6?でのテスト画像。流石に周辺光量落ちが全くないわけではありませんが、?型に比べると良好です。

前型の?と光学設計を一新して、性能の向上を図っているという事です。実写してすぐに感じるのは?型よりも周辺光量落ちが少ないという事です。通常12mmという画角であきらめてしまうところですが、それを感じさせない好描写です。周辺部の流れや甘さもほとんど無いようで、テストカメラのソニーα7R?でここまで描写するのは立派です。

12mmf5.6?切り出し画像

12mmf5.6?右隅の切り出し画像です。流れも見られず良好だと思います。ミラーレス用の広角レンズは性能がいいですね!

高画素のカメラになると、ピントにはかなり気を使います。12mmの超広角ですが、拡大表示を使って慎重にピント合わせを行いました。ひと昔前ならパンフォーカスで撮れる画角、明るさですが、最近の高画素カメラはピントがかなりシビアなので、拡大表示でのピント合わせをおすすめします。

12mmf5.6?外観写真

ヘリコイドが波型ローレットになってカッコいいです。

デザインや質感はさすがのフォクトレンダーです。波型ローレットになったヘリコイドリングも滑らかで、操作しやすいです。MFはこうでなくっちゃ!

12mmf5.6?+α7R?写真

α7R?にセットしてもしっくりくるデザインです。APS-Cサイズのカメラでも18mm相当なので楽しめますが、折角なのでフルサイズ機で使いたいレンズですね。

クラシックな外観とは裏腹に、フォクトレンダーらしい非常にシャープな描写のレンズでした。12mmというと、かなり特殊な画角と言っていいと思いますが、歪みの少ない周辺まで良好な描写のレンズなため、意外といろいろな用途に使えそうです。コンパクトで持ち運びに苦慮する事もないので、マウントアダプター派の方には是非おすすめしたいレンズですね!

テスト撮影風景

ちなみに上の写真はこんなに近くで撮っています。さすが12mm!

 

Voigtlander (フォクトレンダー) ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL III VM販売ページ