こんにちは、ウエッキーです!
きましたよーーー!
RODE Microphonesの新製品!!
こちらがVideoMic Pro+でございます!!
(以下、VMPP)

RODE Micorophones(ロードマイクロフォンズ) VideoMic Pro+(ビデオマイクプロプラス)。
前のモデルよりも少し、尖った感じのウインドスクリーンです。
前機種VideoMic Pro Rycote(以下、VMPR)と比較し、どこが変わったのでしょうか?
簡単にまとめますと…
・専用バッテリーのLB-1が登場!また単三電池、USBパワーで駆動することも出来ます。
・LEDライト表示、スイッチではなくプッシュボタン操作に変わりました。
・75Hz/150Hz周波数のハイパスフィルター。より強力な低音ノイズ軽減が可能になりました。
・右チャンネルのみ10dB下げることができるセーフティー機能。
・高音域のハイブースト機能による、音声の細部と明瞭さを強調。
・プラグインパワーを利用したオートパワーオン・オフ機能搭載。
と盛りだくさん!!良い変更がたっぷり!!
特に、150Hzのハイパスフィルターと、右チャンネル-10dBのセーフティー機能は大注目な機能だと思います!!

背面デザインがかっこいい!!
と、この話をKさんにしたところ、
周波数??ハイパスフィルター???っと、わかんないことだらけだったようなので、
この場を借りて解説したいと思います!
周波数ってなーに?
周波数は音や光の振動数のことを言います。
単位はHz(ヘルツ)。音の場合は数字が小さいほど低音域、大きいほど高音域ということになります。
ちなみにフジヤカメラの外の音の周波数をグラフ化したものがこちら。

32.0Hz、52.2Hz、69.5Hzにピークと呼ばれる部分がきています。どうやらフジヤの外には気になる低音ノイズがありそうです。
こちらはSound Analyzerというアプリを使って調べました!
スマートホンのマイクを利用し、その場の音の周波数を見る事ができるアプリです!
これ自体がまずとても使いやすいアプリですし、何よりこの波を見てるだけで面白い!是非ダウンロードしてみてください。
Sound AnalyzerをAndroidでダウンロードするにはこちらから!
お気に入りになられたら是非有料版も!
さて、上の周波数のグラフを見てわかるは、外の音って意外と低音域に固まってるんだな?ということ。
おそらく、空気音ノイズだったり、室外機の音だったりと、その音の主音域は低音なんでしょうね。
ちなみに人の声はだいたい250Hz?4kHzくらいの音域らしいです。
これは上のグラフと同じ場所で僕がしゃべったときの周波数ですが、449.8Hzのところにピークがきてたり、4kHzまでの波形がかなり振れてます。
しかし、低音域の音も拾いつつなので、明瞭化されていないことも分かります。
そこで重要になってくるのがハイパスフィルターなのです!
ハイパスフィルターとは?
VMPRには75Hzハイパスフィルターがありましたが、
VMPPには150Hzハイパスフィルターが追加されています。
つまり150Hz以下の音域を軽減させるという効果があるのです。
実際にハイパスフィルターを使った動画をご用意しました。
いかがでしょうか?
数字で説明していたものを、耳で体感していただき、変わったな?と実感して頂ければ…幸いです…!
ちなみに、5番目のことを解説すると…
今回使用したカメラでは-12dBまでしか出来ず、VMPPの+20dBブーストを使い音質向上を目指したところ、音割れが起こりました。
そこで、セーフティー機能を使い、右チャンネルの-10dBを採用することを前提に音量調整を行ったところ、
カメラ側で-8dBが適切だということがわかりました。左チャンネルの音割れを気にせずに右チャンネルの音を編集で採用した、という流れになります。
僕個人はかなり使いこみ要素の高い、高品質マイクだと感じました!めちゃくちゃおススメです!!
フジヤカメラには既に展示品を出しておりますので、是非お試しください?!
商品ページはこちらから!
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